チャイニーズステッキ
¥800(税抜)
   

2本のステッキの先に紐が通っています。一方は長い紐、もう一方は短い紐です。2本のステッキを一緒に持ち、短い方の紐を引くと長くなり、長い紐が短くなります。当然紐はつながっているように思えます。そこで2本のステッキを離してみせ、紐がつながっていないことを証明します。それでも短い紐を引くと長くなり、長い紐が短くなります。なんどかくり返して見せたあと、両手に1本ずつのステッキを持ち、完全に離した状態で、観客に一方の紐を引いてもらうと、やはり他方の紐が短くなってしまいます。

テレビのショー番組から
アメリカの人気TV番組「エド・サリバン・ショー」に、有名なマジシャン、フレッド・カップス氏が出演したとき、「チャイニーズステッキ」を次のように演じました。「これは中国の古いマジックです。2本のそっくりの棒があります。特にこっちの棒が」といったジョークっぽいセリフで始まります。普通の手順を演じ、最後に「タネあかしをしましょう。実はこちらの棒がしかけなんですよ」といって、なんと内ポケットから、もう1本のステッキをとり出します。そのステッキの紐を引くと、手に持っていたステッキの紐がひとりでに短くなってしまいます。これは2組の「チャイニーズステッキ」を用意して、その内の3本のステッキを使えば簡単に行うことができます。

結婚式の手順 谷川徹雄

ダブパンと組み合わせた結婚式用の手順です。たんざく状に切ったごく薄い紙を2枚用意して、それぞれに新郎と新婦の名前を書きこみます。2枚の紙の上端に両面テープを小さく切って貼り、「チャイニーズステッキ」の紐の先にとりつけます。それを手にして、次のようにしゃべりながら演技を行います。
「○○さん○○さん本日はおめでとうごさいます。お2人の心がいかに通いあっているか、ここで皆さんにご紹介しましょう。こちらにお2人の名前が書いてあり、それぞれ長い紐と短い紐にくっいています。これがお2人の心を表すわけです。さて、こちらの短い紐をひっぱると、長い方が短くなってしまい、さらにこちらをひっぱると、また反対側が短くなってしまいます。もちろん2本の棒は別々です。このようにお2人の心は目に見えないところでしっかりと通いあっているわけです」 ここで紐の先から2枚の薄い紙をはがしてとり、端と端をひねってくっつけます。そしてダブパンの中に入れてマッチで火をつけます。「これはお2人の愛の炎です」といって、ダブパンにフタをします。フタを開けるとなんとキューピー人形が現われ「お2人の愛の結晶です」といって一礼します。マジックで確実に人に喜ばれる方法は、演出にユーモアを加えることです。