お札マジシャン
¥1,260(税込)
 

借りた1000円札をマジシャンの描いてあるフレームに入れ、穴から顔が出るようにします。
穴をずらすと…、なんと顔もいっしょに動きだし、お札のもとの位置からずれてしまいます。
すぐにフレームから取り出しますが、お札には何の異常もありません。

だれもが思わずニヤリと笑ってしまうユーモラスなマジック。まじめな顔のお札の肖像がマジシャンとなって、お札の中を動きます。その機構は大変巧妙、すべてはフレームの中で自動的に行われています。

考案:菅原 茂(2006)

QuickTime ムービー(約1.8MB)

開発ストーリー

2000年代に入って、テレビのマジック番組の特徴のひとつはストリート・マジックということにありました。スタジオの中だけでマジックを見せるのではなく、街頭で、その場にあるものを使って奇跡を起こして見せるのです。またスタジオで見せるにしても、コインを飲料水のビンの中に貫通させたり、お札に火のついたタバコを突き刺したり、というように多くの日用品が使用されます。

中でも、お札に印刷されている絵を動かしてみせる、という現象はインパクトの強いもので、さまざまな形で紹介されました。これが「お札マジシャン」のテーマのひとつでした。

そして、もうひとつのテーマは、ヒロ・サカイさんやセロさんがストリート・マジック風に演じて一躍有名になった、頭が体の前でずり落ちるマジックです。元をたどると「欽ちゃんの仮装大賞」の入賞作品から生まれたもので、その後シルク・ド・ソレイユが取り入れたほどです。その現象をお札に印刷された人物でやってみたら面白いのでは、という発想がありました。

ジョーク的な感じが強い現象ですが、あまりにあり得ない現象なので、お札をスイッチすることを感じさせてはマジックとして成立しません。スライド板に工夫をこらし、演技の中で自然に仕掛けの動きをコントロールするようにし、たえずそのお札が見えているように感じさせることが、このマジックの最大のポイントでした。

人体交換 増田智明(ビリー)

テンヨーディーラー・増田智明(ビリー)が行っているお札マジシャンを使ったユニークな人体交換現象(?)です。重ねた2枚のお札の顔が入れ替わります。

準備

千円札、1万円札を1枚ずつ用意します。借りたものでもかまいません。

演技

穴から顔が見えるように千円札をフレームに入れます。次に千円札の上に重ねるように1万円札を、これも穴から顔が見えるようにフレームに差し込みます。その状態を相手によく見せて「“天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず”とはこの1万円札に描かれた福沢諭吉さんの有名な言葉です。どういう意味かというと…」といって穴をいちど上下に動かして、野口英世(千円札に描かれた肖像画)の顔が現れるようにします。お札の顔部分のみ入れ変わったように見えます。「お札に穴をあけた訳ではありませんよ。その証拠に…」と言いながら1万円札だけをサッとフレームから引き抜きます。「この顔はちゃんと千円札に印刷されています」言いながら穴をいちど上下に動かして仕掛けを作動させてから、千円札をフレームから取り出して見せます。