フォーチュンドーナツ
¥1,365(税込)
 

ドーナツ型のカードにたくさんのトランプが描かれています。その中から自由に1枚選んでもらい、ハサミで切ります。切ったトランプをウラ返すと、なんと1枚だけウラの色が違っています。

あまりにも不思議な予言マジックです。切り取った小さなトランプは「ラッキーカードです」といって相手にあげると、たいへん喜ばれます。そして、そのトランプを見るたびに、あなたを思い出すことでしょう。

携帯に便利な先丸仕様のハサミがついていますので、すぐにマジックが楽しめます(ご家庭のハサミでも使用できます)。

ドーナツカード(消耗品)は20回分入っています。

考案:菅原 茂(2007)

Flash ビデオファイル(約8.3MB)

開発ストーリー

このマジックの原型となったのは、次のような古典マジックです。細長い短冊状の紙の裏に5本の線が等間隔に描かれています。相手に1本を選ばせ、その線にそってハサミで切り離します。切り離された2つの紙の表側を見せると、それぞれの線に対し、異なる5つの模様が描かれていることがわかり、相手が選んで切り離した場所は、例えば星の絵であることが示されます。そしてマジシャンの予言を見せるとピタリと合っているのです。

このマジックを短冊状のかわりに、端と端をつないで丸くしてしまったらどうなるか、というのがそもそものスタートでした。うまくいけば、特定の絵だけが選ばれるのではなく、毎回違う結果が出せるのでは、という気持ちもありました。しかし、その原理はそれを可能にするものではありませんでした。では、どうしたら? そうです。最初の原理からたどりついた現象をもとに、こんどはそれを成立させるための別の原理を考えればよいのです。そうして「フォーチュン・ドーナツ」が誕生しました。

さて、発売後のことです。アメリカの伝統あるマジックの雑誌ジニーは、毎年テンヨーの新製品が出ると、編集者のリチャード・カウフマンさんご本人がその紹介をしてくれています。2007年の新製品を送ったところ、さっそく次のような記事を書いてくれました。「フォーチュン・ドーナツは新しい原理であり、くり返し見ても仕掛けはわからないでしょう。テンヨーの製品には、いままで使い捨てというものがあまりありませんでした。あえて消耗品であるフォーチュン・ドーナツを出したことで、いかにテンヨーがこのマジックを高く評価したかがかわります」

指摘された通り、たとえ消耗品であっても、このマジックは世に出す価値があるというのがテンヨーのスタッフの一致した意見でした。見たときの不思議さ、仕掛けを知ったときの納得感、わくわくさせるような演出が、消耗品であることを越えて価値を持つと思ったのです(仕掛けを知ればおわかりの通り、手作りでこれを作るのは、とても大変です。テンヨーのスタッフも製品化して自分たちで演じられようにしたかったのです!)

タイトルは、中国のお菓子で、クッキーを割ると中から運勢が書かれた紙が出てくる「フォーチュン・クッキー」をもじって付けられました。