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イリュージョンで箱の中に人間が入り、箱に剣をさしたり、箱を分割したりするとという場合、人間が箱の中で体の姿勢を工夫することによって、一見あり得ないような状況を作り出すことができます。同じようなことを物体を使って行う場合、人間と違って、物体が形を変えてくれることはないのですが、風船だけは例外です。その自由に形を変えられるという点が、マジック考案家たちのアイデア心をつかんできました。
昔からあるテーマは、膨らませた風船を筒にさしこみ、筒の横に開いている穴からクギを刺しても風船が割れない、といものです。クギにしかけのあるもの、風船を入れるときにテクニックを使うもの(ターベルコース第7巻)などが、考案されています。
また、風船そのものは、大道芸などによって、動物などいろいろな形を作れる細身のものが広く普及するようになってきました。「バルーン・イリュージョン」は、そんな身近な風船を使い、いままでにない原理によって、決定版ともいえる手法で生まれました。
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