8本シンブル
¥525(税込)
   

シンブルというのは、古くからある裁縫用の指ぬきのことで、手芸用品店で金属製のものなどが売られています。いつのまにかマジックの道具として使われるようになり、いまでは「シカゴの四つ玉」と並んで有名な指先のマジックです。1本のシンブルを人差し指にはめ、左手に握ります。手を開くとシンブルは消えています。またどこからか現れ、こんどは次々に色が変っていき、最後は両手に8本のシンブルが現れます。

指輪のシンブル 長谷川雅彦
シンブルのテクニックをマスターすると、人さし指にはまるものは、指人形や指輪など、同じように利用することができます。指輪などの場合、サムパームができませんので、人さし指だけを伸ばした状態のまま、両側を2本の指でホールドする形になります。さて、精神科医の長谷川雅彦さんは、お酒の入った席で即席マジックを見せるのが大の得意。これはそんなレパートリーのひとつです。まず、千円札を下の解説のように折って指輪を作ります。これをテーブルの下の観客から見えないところに置いておきます。女性の観客から指輪を借り、人さし指にはめて、シンブルのテクニックで消失と出現を行います。「これは、いくらの指輪ですか」と聞きながら、ひそかにお札の指輪をとってきて、左手に隠し持ちます。右手の指輪を左手に握ると見せ、消失のテクニックを行い、右手の人差し指にお札の指輪をはめてから左手を開いてお札に変わったことを見せます。「千円の指輪ですね」といって終わります。本物の指輪は、あとで返してください。なお、当社発行のマジック百科事典「ターベルコース・イン・マジック」第4巻レッスン47「シンブルの手品」の章には、「16本シンブルの手順」を初め、数多くの手順やテクニックが解説されています。

指輪の折り方 
いろいろな折り方がありますが、シンプルなものをご紹介します。最初は白紙で練習してください。 お札の上端4ミリくらいを折って、数字が端ぎりぎりになるようにします。そのあと全体を6つ折りにして細い帯にします。幅約12ミリくらいになります。数字の両側を折って、折り目をつけておきます。これが指輪の宝石の部分になります。
左の端を上に折り返します。そのまま左側を手前に回し、上に折り返した部分を宝石の部分の下に当てます。いったん数字の部分を開いてから、図のように縦方向にグルグル巻きつけます。ゆるまないよう、しっかりと巻いてください。
最後に数字の部分を上にかぶせ、先端を、いま縦方向に巻いた帯の下にさしこみます。この部分はつまようじなどで押しこむようにするといいでしょう。指輪の後ろ側の部分を上下から折り込んで細くすると、より本物らしくなります。