消えるキューブ 
 

ハンカチの下で、キューブを箱の中に入れてもらいます。あなたは何も触れずに、そのキューブを消すことができます。そして消えたキューブは前もって調べたカップの下から現れるのです。
「自分で確かに箱に入れたはずのキューブが消えている」そのショックは強烈!指先が感じる、まさしく体感マジックです。

考案 : パトリック&ミア(2001)

QuickTime ムービー(約1907KB)

ラスベガス在住のプロマジシャン、パトリック&ミアがレクチャーのため2000年に東京に来たとき、テンヨーのオフィスに立ち寄りました。製品化の売り込みということで、いくつかの作品を披露してくれましたが、中でも「観客が自分で箱に入れたキューブが消える」という現象は、体感マジックという新しい切り口によってテンヨーのスタッフの心をとらえました。

体感マジックを定義してみると「視覚的にマジックが成立しているものを、他の感覚、多くの場合、触覚によって、その効果を高めるもの」となります。視覚的には全員が不思議だけれども、体感する部分だけは一人だけが感じる不思議さとなります。

古典的な体感マジックは、「手の中で増えるスポンジの犬」などですが、「観客が手で押さえていた鳥カゴが消える」といったものも近いかも知れません。この「消えるキューブ」は、観客自身が手でキューブを持ってケースの中に入れるため、マジシャンがその操作に関わらないということが、いままでにないユニークな点です。