魔法使いの指 
 

魔法で大金持ちになった伝説の魔法使いの指のパワーで白紙が『本物』の千円札に変わります。その千円をどけるとさらにドッキリのクライマックス!なんと指のフィギュアも『本物』の指に変わっていて、うごめくのです。その不気味でユーモラスなクライマックスに、お友だちは、悲鳴をあげたり、笑い出したりすることでしょう!

考案 : 下村知行(2002)

開発ストーリー

人間の体の一部が切れた状態を、むき出しの状態で見せるというのは、とてもショッキングな現象だけに、マジックの一大テーマとして昔から考えられてきました。もちろん作り物ではないことを証明しなければならないので、それらの物は、切られた状態であっても、生きているかのように動く必要があります。

古典として有名なものには、テーブルの上に人間の頭が乗っており、普通の人間のようにしゃべるというものがあります。胴体があるべきテーブルの下には何もないのです。また、スティーヴ・フィアソンという人が考案し、カッパーフィールドさんが演じて有名になったカバーなしの人体切断では、人間の上半身と下半身が切れた状態で、それぞれ動きます。またケビン・ジェームズさんは、切断された腕を手に持って見せ、腕の先の指が生きているように動くというトリックを考案しました。それらの多くは、ステージの上で見せるものでした。

さて、そんな現象を目の前で見せる仕掛けといえば、小さな箱の中に、血に染まった脱脂綿に周りをくるまれて、1本の指が入っているというホラー・ジョークが有名です。少しマジックをやった方ならいちどは試したことがあるかも知れません。「魔法使いの指」は、その古典的名作をマジックの現象になるよう発展させてできたものです。