スクイズプレー 
 

円板に小さなブロックをのせ、それらを透明なコップの上にのせます。さらにブロックの上にもう1枚の円板をのせます。上の円板の中央には小さい穴があいているので、ブロックがあるのがよくわかります。円板の両端をつかんで押しつぶすようにすると、一瞬にブロックは円板を通りぬけ、コップの中に落ちるのです

考案 : 菅原 茂(1977)

テンヨーでメンタルゲームという、ゲーム商品を作っていた時のことです。その製品には、プラチックの板を打ち抜いて作ったリング状の部品を使ったため、工場には、抜いた残りカスである丸い円板がたくさんありました。開発者の菅原茂は、何かに使えるかもしれないと思い、その円板を持ち帰って、デスクの上に置いていました。そのうち、2枚の円板の間にダイスをはさんで、それを貫通させることができないかということを思いつき、その状態でデスクの上に置いていました。ふと、その上に手をついて立ち上がっところ、間のダイスが飛び出してしまいました。そこからアイデアがひらめいて、完成したものです。なお「スクイズプレー」は、発売当時に来日していたアメリカのマジシャン、マーク・ウィルソンがたいへん気に入り、この名前をつけてくれました。

完全消失 黒田文彦

「スクイズプレー」を貫通現象ではなく、物を消す道具として使用するというものです。説明書に書かれている方法と異なり、かなり高度なテクニックです。コップの上に円板を置き、その上にブロックをのせて、さらに円板をのせます。そのとき、板に印刷されているSqueeze Play の文字が自分に正しく向くようにセットします。2つ目のeの文字を右手のこぶしの小指のつけ根部分で強く圧迫するように叩くと、ブロックが一瞬に上着の右袖の中に飛び込んできて、消えたように見えます。思い通りに飛ばすにはかなりの練習が必要ですが、このテクニックをマスターすると、ダイス、麻雀パイ、大き目の男性用指輪などを消すことができます。うまくいかない場合は、コップと体の位置関係や、腕の角度を変えて最適の位置をみつけてください。