ダービーの大予言

「競馬ゲームをしよう」といって、1から8の番号がついた競走馬が描かれた8枚のカードを切り混ぜさせます。さらに観客の指示でカードを混ぜます。そのカードの順番で馬の順位を決めようというわけです。 あなたは、前もって1着と2着(連複)の馬を紙に書いて予想し、結果をズバリと当ててしまいます。しかも、その紙をよくみると3位から8位まですべての順位の予想も書いてあり、それもみごとに当たっているのです! 競馬という身近なギャンブルをテーマとしているので、常に観客の興味を集めます。いつでもポケットに入れて持ち歩きたくなることでしょう。

考案 : 下村知行(1999)
原理 : ポール・カリー

たえずコミュニケーショングッズとしてのマジックを追求している下村は、一般の人が共通して持っている興味のひとつとして「ギャンブル」が念頭にありました。中でも日本で人気のあるのは「競馬」ということで、テーマとおおよその現象が決まっていました。そして、その現象を可能にする素材と原理がピタリとみつかり、完成したものです。原理はポール・カリーのものですが、バラバラに混ぜる結果を予言するという、まったく異なる現象にしあがっています。