マジシャンのカード占い

今日の運勢を占ってあげようといって、占いのボードとスティックを取り出します。10から20の間で好きな数をいってもらい、その数だけボードに開いている穴を数えてスティックを突き刺します。ボードを裏返して、さらに同じ数だけ数えてスティックを突き刺します。止まったところに描かれたカードを覚えてから、予言の封筒をあけると、そのカードが封筒の中の水晶玉の絵の中に描かれています。

考案 : 鈴木 徹(1998)

1998年「+1キャンペーン」のスペシャルマジック。「9の字トリック」は、相手が自由に選んだ数字を使いながら、必ず特定の位置にたどりつくという、数理マジックの古典です。かつてカパーフィールドは「9の字トリック」に巧みなアレンジを加え、テレビ画面を使って視聴者を相手に演じたことがあります。もともとの「9の字トリック」は、多くの場合、穴の開いた紙を使い、数を数えながら棒をつきさして行います。ある方向に数えたあと、逆回りに同じ数だけ数えるため、結果として必ずその位置に止まると推理されてしまうことがあります。鈴木徹は、これを同じ方向に数え続けるという、まったく新しい原理を生み出しました。一本の道をどんどん前に進み続けるのですから、同じところに止まるはずはないのですが、それでも同じところにたどりつくという、まさに魔法のような原理です。