ツインスティック

「えにしの紐」などの名前で知られていた古典マジックが生まれ変わりました。1本の紐が2本の棒に通っていて、おまじないをかけると紐が切れたり、一瞬につながったりします。仕掛けも新しくなり、最後に2本の棒を完全に離して見せることができます。

考案 : 近藤 博(1995)

古くからある、2本の棒に紐が通った“えにしの紐”トリックの改良版です。マジシャンはマジックの現象を見るときに、同時にその仕掛けも推理しながら見るという悪いクセを持っています。この古いトリックをある機会に見せられたとき、近藤博の頭の中では、このタネの推理システムが働いてしまい、勝手に棒の中の構造を作り上げ、演技の最後で2本の棒を離してみせられるメカニズムを考えてしまいました。実際には、最後までその棒はくっついたままで、“どうして2本の棒を離さないのか”というフラストレーションだけが残ったというわけです。その後、すぐに試作をして「ツインスティック」が生まれました。