サイコクロック

鎖つきの時計を見せます。時計にはカバーがかかっていて、針が見えないようになっています。ここで好きな時刻をひとついわせて、カバーをとると、針は相手の思った時刻をピタリとさしています。時計の文字盤は透明で、いっけん針を操作することは不可能なように見えますが、巧妙な機構により好きな時刻に変えることができます。しかも時計を相手に渡してしらべさせることができます。

考案:藤原邦恭・鈴木 徹(1994)

予言トリックの原理というのは、相手に何かを選ばせたあと、1.たくさんの予言が用意してあり、そのうちのひとつを、あたかもそれだけがあらかじめ用意されていた予言であるかのようにとり出す。2.用意してあるものはひとつだけれど、相手に見せる前に、ひそかに書き込んでしまったり、相手の選んだものの状態に変えてしまう。ということになります。2の場合、いかに予言してある物体に手をふれることがないように見せられるか、が、不思議さのポイントになります。「サイコクロック」は、時計という、予言マジックにぴったりの素材を使って、自然にそれが行えるように工夫されています。