ザ・読心術

1から4までの数字がついた棒が2組あり、あなたと相手が自由に1本ずつ選ぶと、必ず数字が一致します。なんどでも繰り返すことができ、いちどに何本も当てることもできます。

考案 : 加藤英夫(1986)

数理的な原理にもとづいており、そのムダのない構成は完成度の高いものです。普通この種の予言は、相手が自由に選んだあと、マジシャンが予言を変えてしまうか、マジシャンの予言に合わせて、相手に特定のものをフォースするということになりますが、「ザ・読心術」は、その両方を組み合わせた形といってもよく、マジシャンは予言をすりかえることのできない状況、観客はまったく自由に選べる状況を作り出しています。

4の予言    A.I.M.アリフ(バングラデシュ)
最初に「ザ・読心術」を手順通りに演じます。「最後は、紙に書いて予言します」と言って、メモ紙に「4」と書いて相手に見えないように折りたたみ、テーブルに置きます。青い棒から1本、白い棒から1本、好きな棒を相手に選ばせます。「ザ・読心術」の仕掛けにより、この2本の棒は1と3、2と2、4と4のいずれかの組合せに見せることができます。2本の棒を両手で持って、いずれかの組合せにして相手に見せます。できる組合せによって以下のようにセリフを変えて、予言の紙を開いて見てもらいます。

* 1と3の場合
「2つの数字を合計してください。4ですね。私の予言を見てください。見事当たりました」

* 2と2の場合
「また2つの数字が一致しました。そして2と2を足すと4ですね。私の予言を見てください」

* 4と4の場合
「また2つの数字が一致しました。そして私の予言も4です」